メーカー側のサポートは、育苗管理からトマト生育評価、肥培管理、施設内管理、各数値の見解や病害虫に対する対処の方法等や環境部分まで幅広く良い点が多いです。
どうして農業に参入しようと思ったのですか?
我社は1988年から「水気耕栽培(ハイポニカ農法)」を用いトマトの木を育てています。
ハイポニカに決めたきっかけを教えてください!
土はもとよりその他生命活動の阻害要因を排除して、植物を自由に生育させるハイポニカのトマトの木は我社の経営理念にある先入観・既成概念を除去して新しいことに取り組むことの大切さを象徴するものであることから導入しました。
導入してみてどうでしたか?
固い土から根を解放すると根は自由に伸び、それによって巨木に成長し、高さ8mの頭上にびっしりのトマトの実がなる様子は圧巻です。
来場者に生命の神秘をトマトという目に見えるものとして肌で体感し、感動や刺激を提供する場として、またフリーな状態で新しい顧客や社会、会社の目標等について勉強する為の研修にも活用しています。
トマトに携わる者としてパフォーマンスを追究し、自らの努力と工夫次第で結果が変わることが目に見えるのが楽しく思います。結果が現れてくると社内でも話題性が上がり、会社の一員として自分が必要とされていることが実感でき、モチベーションアップに繋がります。毎日、トマトに携わっていると、あるとき想像もしなかったようなあっと驚く力をみせてくれることもある。トマトを通じて我々も育てられている、そのような考えさせられます。
ハイポニカ導入後のサポートの感想
メーカー側のサポートは、育苗管理からトマト生育評価、肥培管理、施設内管理、各数値の見解や病害虫に対する対処の方法等や環境部分まで幅広く良い点が多いです。特に良かった点は、自分達だけでは知りえない情報や新たなる知識、技術を提供して頂けることである。我々には共に歩んできたことで長年蓄積されたノウハウがあるが、全く知識経験のない方でもわかりやすく丁寧に寄り添って頂き学べることで、時間をかければ経験値を蓄えることが可能だと思う。只、どうしても生き物相手なので、日々変化する環境に対応する応用力は求められます。しかし、失敗を恐れずチャレンジ精神を忘れずに突き進むことでもサポートを得られます。その結果得られた感動や知識ははかりしれません。現在世界はIT化が急速に進んでいます。農業も30年前には想像も出来なかったような信じられないスピードで自動化が進んでいます。
この変化に置いて行かれないよう今後もサポートを受けながら進化し続けていきたいと思います。
※徳島県
※栽培面積約300㎡